ソニーグループで最高財務責任者(CFO)を務める陶琳氏は8月7日の決算説明会で、Xperiaブランドで展開するスマートフォン事業について言及。「我々にとって非常に大切なビジネス」と述べ、今後も継続する姿勢を示した。
陶琳氏はその理由について「通信技術は、ソニーが長い間培ってきた非常に重要な技術」と説明。また、「スマートフォン以外にも通信技術は活用されている」として、それらのベースとして「引き続きスマートフォン事業も大切にしていきたい」と説明した。
この発言は、同社のスマートフォン最新モデル「Xperia 1 VII」で発生した大規模な不具合を受けてのものだ。陶琳氏は冒頭で「ユーザーの皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げる」と謝罪した。
Xperiaシリーズを取り巻く環境は厳しく、日本市場でも長らくシェアの低迷が続いている。こうした背景から、スマートフォン事業からの撤退を巡る憶測がたびたび流れていた。
そんな中でのCFOの発言に、Xperiaシリーズのファンの間では「ソニーはXperiaを続けるようだ」との安堵の声が広がっている。
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